こんにちは (^▽^)o ReadHackへようこそ。

最近Fresh Seasonのアプデが来たのでシャープマーカーネオを試しているのですが、なかなか慣れない今日この頃です(←いったい何の話?w)

さて、今回も今週読んだニュース記事をリストアップしていきます。

それではStart〜♫

 

Tech関連ニュース15選📱

[CNET Japan] JR西日本の「モバイルICOCA」は3月22日提供–Androidスマホに対応

> 今度西日本行く機会があれば使ってみたい感。ちなみにSuicaは2001年に導入開始、ICOCAは2003年に導入開始したらしい。意外と20年も経ってるのか〜。

[CNET Japan] 「Chrome」、メモリセーバーと省エネモードが利用可能に

> ChromeのRAM使用量は各所でMemeになるくらい有名なので、この機能は重宝されそう。

[Technoedge] AIでスーパーマリオのステージを生成する「MarioGPT」発表。土管多め、敵少なめなど自然言語で指示

> カップ式自販機で「コーヒーの濃さ」とか「砂糖・ミルクの量」とかをボタン調整するのと同じ感覚でステージを作れるのは面白い。ちなみに自分は「アイテム多め」にしたい。

[iPhone Mania] BingのChatGPTがデスクトップユーザー向けに展開開始〜モバイル版は?ChatGPTがBingとEdgeのiOSアプリで利用可能に〜音声対応も

> 検索エンジンとチャットAIの融合ということで考えれば、個人的にYou.comはかなり上手く取り組んでいると思う。

[AI+] Microsoftの中の人、「新しいBing」のAIモデル「プロメテウス」を解説AIの権威による「ChatGPT」の説明が分かりやすい! 東大松尾教授の資料が話題

> 個人的に「プロメテウス」は普段はKubernetes用語として使っているので、このネーミングは意外だった。それはさておき、検索エンジンとGPTを組み合わせる取り組みについては結構勉強になる。2つ目の記事についてはさすが松尾研という感じ。ChatGPTの仕組みから社会における適用までが分かりやすくまとまっている。

[AI+] Meta、独自大規模言語モデル(LLM)の「LLaMA」を限定リリース

> AIには、作る人(AIエンジニア)・普及させる人(アプリケーションエンジニア)・使う人(ユーザー・社会)が必要で、Metaの取り組みは、こうした様々な領域での研究が進む良いきっかけとなることが期待される。

[iPhone Mania] M1/M2向けBoot Campの登場は絶望的!?仮想化ソフトが唯一の手段にM1チップを公式にサポートした初のLinuxカーネルが公開〜完成度は高くない?

> やはりWindowsやLinuxをAppleシリコン上でネイティブに動かすのは結構ハードル高いっぽい。

[iPhone Mania] MozillaのCEO「WebKitベースでないiOSブラウザをすでに開発している」

> iOSでレンダリングエンジンの選択肢が増えるのはGood。アプリケーションによっても最適解は違うからね。

[iPhone Mania] 米国人の半数がスマホのみで仕事を終わらせているという事実が発覚

> 近年アプリの多様化や多機能化が進んでいるとはいえ、そんなに割合多いのか。パソコンではなくiPadを使っているという場合なら分かるけど。ビデオ会議とか文書作成とかどうしているのかキニナル。

[iPhone Mania] Apple、クリーンエネルギー活用企業ランキングで2年連続トップ

> 近年は特にCSRが重視される世の中になったので、色々な企業が環境問題に取り組んでいる印象。環境分野については、既存の環境や生態系を保護したり回復したりするための活動自体は素晴らしいと思うが、世界的に理想や政策が現実のエネルギー事情を超え過ぎている例も少なくなく、利権が絡んできたり太陽光パネルを設置するために環境破壊が行われることさえあるため、冷静な判断が求められる分野でもある。(こちらも参照)

ちなみに、個人的に葉っぱの部分が緑色になっているAppleロゴは結構好みですw

[iPhone Mania] EU欧州委員会、公用端末等でのTikTok利用を禁止すると発表

> 米国に続き、EUもTikTokにセキュリティ上の脅威を認めて公用端末での利用を禁止した。本邦政府もTikTokについて評価すべき時が来た。

追記: 来てた(こちら)

[ITmedia NEWS] 「gmail」ドメインを「gmai」と誤記、2年半放置で800人分の情報漏えいか 鹿児島大が「ドッペルゲンガー・ドメイン」の毒牙に

> こういった問題については一部の企業は対策していて、例えばAmazon.comは、入力されたドメイン名がAmzon.comでもAmazn.comでもきちんとAmazon.comにリダイレクトされるようにしている。結構ありがちな問題だとは思うので、企業側もユーザー側も気をつけて対策を講じていく必要がある。

[ITmedia NEWS] 高級キーボード「HHKB」レンタルで試せる 9泊3980円

> この前某所で某氏と試してきたけど、Type-Sの使い心地よかったな〜

[ITmedia NEWS] 情報セキュリティ企業が“脆弱性だらけのWebアプリ”無償公開 実習用の題材に

> 脆弱性検知やその修正方法の勉強に良い教材だと思う。この関連で、わざと欠陥だらけのUIになっているUI学習用Webサイトが公開されていることも思い出した。面白いので暇な時に試してみて頂きたい。(User Inyerface)

[ITmedia NEWS] 「アドビ」で働く人の机をチェック 経営層から書体デザイナーまで、ロマンあふれるデスクたち

> さすがデザインソフト企業というオシャレさ。自分もこんな空間作りができるようになりたいな〜

 

今週のEasyコーディング🧑🏼‍💻

今回は気分的に久々にJavaを扱ってみる。題材としてはオブジェクト指向について、厳密性は多少省いて超簡単にまとめてみることにする。

オブジェクト指向とは

オブジェクト指向とは、「ソフトウェア全体を部品(=オブジェクト)の集合体とみなし、その部品が相互に関連し合うことでソフトウェア全体が動作する」という考え方のことである。この考え方を取り入れ、「部品プログラムを作成し、部品プログラム同士の関係性を定義しながらそれらを組み合わせてソフトウェアを開発する」開発手法をオブジェクト指向開発という。

オブジェクトの作り方

例えばショッピングサイトを想像してみて欲しい。ショッピングサイトには沢山の商品が並んでいる。食料品・衣類・日用品・電化製品など様々だ。しかしそれぞれの商品ページの構成は「画像+商品名+価格」のように型が決まっていることが多い。つまり、ショッピングサイトを作る際は商品ページのテンプレートを予め用意しておき、後で個々の商品情報を入力して並べると効率が良いということが分かる。

オブジェクト指向開発において、この「テンプレート」にあたるものをクラス、「テンプレートから作った商品ページ」にあたるものをインスタンスと呼ぶ。このインスタンスがソフトウェアの部品(オブジェクト)である。

以下でクラスとインスタンスの作成例を見てみよう。

クラスの作成例 [商品クラス]

商品ページのテンプレートを作るイメージ。

// 商品クラス
public class Shohin {
    private String name;  // 商品名のデータを保持するところ。private設定で外部から直接データにアクセスできないようにしている。
    private int price;  // 商品価格のデータを保持するところ。private設定で外部から直接データにアクセスできないようにしている。

    // コンストラクタと呼ばれる部分。コンストラクタを使うとインスタンスを作る時点でデータも入力してくれるので、後で入力する手間がなくなって楽。
    public Shohin(String name, int price) {
        this.name = name;
        this.price = price;
    }

    // 外部から商品名データに直接アクセスできない代わりに、あらかじめ用意した安全な方法(メソッド)で商品名を取得できるようにしている。
    public String getName() {
        return this.name;
    }

    // 外部から商品価格データに直接アクセスできない代わりに、あらかじめ用意した安全な方法(メソッド)で商品価格を取得できるようにしている。
    public int getPrice() {
        return this.price;
    }

    // 商品情報をまとめて表示。
    public void displayInfo() {
        System.out.println("商品名: " + this.getName() + ", 価格: " + this.getPrice() + "円");
    }
}

インスタンスの作成例

テンプレートに情報を入力して具体的な商品ページを作るイメージ。ここでは先ほど作成した商品クラスを使って、「お茶」と「コーヒー」、「ノートパソコン」と「デスクトップパソコン」のインスタンスを作ってみよう。

// Mainクラスとmain関数。今回はこの中でインスタンスを作る。
public class Main {
    public static void main(String[] args) {
        // 用意したコンストラクタを使ってインスタンスを作成。括弧の中に商品名と商品価格を入力している。
        Shohin tea = new Shohin("お茶", 100);
        Shohin coffee = new Shohin("コーヒー", 200);
        Shohin laptop = new Shohin("ノートパソコン", 50000);
        Shohin desktop = new Shohin("デスクトップパソコン", 100000);

        // 下のコードを実行すると「商品名: お茶, 価格: 100円」と表示される。
        tea.displayInfo();

        // 下のコードを実行すると「商品名: コーヒー, 価格: 200円」と表示される。
        coffee.displayInfo();

        // 下のコードを実行すると「商品名: ノートパソコン, 価格: 50000円」と表示される。
        laptop.displayInfo();

        // 下のコードを実行すると「商品名: デスクトップパソコン, 価格: 100000円」と表示される。
        desktop.displayInfo();
    }
}

このように、オブジェクト指向開発ではオブジェクト(インスタンス)そのものを定義するのではなくクラスを定義する。クラスを1回定義すれば、同じ定義を何回も繰り返すことなく簡単に複数のインスタンスを生成することができる。

オブジェクト指向開発の三大要素

オブジェクト指向開発には3つの重要な要素が存在する: カプセル化・継承・ポリモーフィズム(多態性)

以下でこれらの要素について簡単に見ていこう。

カプセル化

商品クラスのコードを見ると分かる通り、データを保持するところ(=メンバ変数)は直接外部からアクセスできないようにprivateにしている。このアクセス制御のことを「カプセル化」と言い、これによって誤ってデータを書き換えてしまうリスクなどを防げる。今回の商品クラスはカプセル化によって、一度インスタンスを作ったらそのインスタンスのデータの書き換えはできないという、Read Only機能を実現している。

継承

ソフトウェア開発において、部品を作る手間は少ない方が良い。そこで「新しい部品を作る際に、過去に作った部品を組み込めるようにする」と開発の効率が上がる。これが「継承」と呼ばれる仕組みである。

例えば先ほど商品クラスを作ったが、新しい「Drinkクラス」を作ってコーヒーとお茶に「内容量」の情報を追加し、displayInfoメソッドで表示させることにする。この時、「Drinkクラス」は「商品クラス」を継承することで作ることができる。

では、具体的なコードを見ていこう。

// ドリンククラス
public class Drink extends Shohin {  // extendsで継承元クラス(スーパークラス)の指定ができる。
    private int size;

    // コンストラクタ。 super()を使ってスーパークラスのメンバ変数の初期化ができる。
    public Drink(String name, int price, int size) {
        super(name, price);
        this.size = size;
    }

    // 内容量情報のgetter
    public int getSize() {
        return this.size;
    }

    // Overrideアノテーションを使い、スーパークラスのdisplayInfo()の上書き/再定義を行っている。
    @Override
    public void displayInfo() {
        System.out.println("商品名: " + this.getName() + ", 価格: " + this.getPrice() + "円, 内容量: " + this.getSize() + "ml");
    }
}

このように、継承の仕組みを使うとクラスを1から作る必要はなく、基本的に継承元クラス(スーパークラス)との差分コードを書くことで新しいクラスを作成することができる。

では、作成したドリンククラスからインスタンスを生成してみよう。

public class Main {
    public static void main(String[] args) {
        Drink tea = new Drink("お茶", 100, 500);
        Drink coffee = new Drink("コーヒー", 200, 300);

        // 下のコードを実行すると「商品名: お茶, 価格: 100円, 内容量: 500ml」と表示される。
        tea.displayInfo();

        // 下のコードを実行すると「商品名: コーヒー, 価格: 200円, 内容量: 300ml」と表示される。
        coffee.displayInfo();
    }
}

課題

以下のように、ノートパソコンとデスクトップパソコンについて「OS情報」も表示させるようにした「Computerクラス」を、商品クラスを継承して作ってみよう。

public class Main {
    public static void main(String[] args) {
        Computer laptop = new Computer("ノートパソコン", 50000, "Ubuntu");
        Computer desktop = new Computer("デスクトップパソコン", 10000, "Windows");

        // 下のコードを実行すると「商品名: ノートパソコン, 価格: 50000円, OS: Ubuntu」と表示されるようにComputerクラスを作る
        laptop.displayInfo();

        // 下のコードを実行すると「商品名: デスクトップパソコン, 価格: 50000円, OS: Windows」と表示されるようにComputerクラスを作る
        desktop.displayInfo();
    }
}

ポリモーフィズム(多態性)

商品クラスを継承しているDrinkクラスとComputerクラスのdisplayInfoメソッドは、同じ名前ではあるが表示する内容はそれぞれ異なっている。このように同じメソッドを呼び出しても、インスタンス毎にその挙動を変化させることを「ポリモーフォズム」と呼ぶ。

ポリモーフィズムを実現する方法としては、まずスーパークラス(今回は商品クラス)や、今回は扱っていない抽象クラス、インターフェースなどを作成してメソッド呼び出し方法を共通化する(今回はdisplayInfoメソッド)。そして継承クラス(今回はDrink・Computerクラス)で当該メソッドをOverrideすることで実現することができる。

ポリモーフィズムは初学者にとって難解な概念の1つだが、この仕組みを用いるとコードを簡潔に書くことができる点が1つの大きなメリットである。

例えば、上記のコードではdisplayInfoメソッドを実行するために「お茶」と「コーヒー」のインスタンスをDrink型で生成し、「ノートパソコン」と「デスクトップパソコン」のインスタンスをComputer型で生成していた。

しかし、それらのインスタンスは、実は全て以下の形式のようにスーパークラスであるShohin型として生成して扱うことが可能だ。(※ただしこの場合はOverrideせずに継承クラスで新たに作ったメソッドは実行できない点に注意。)

Shohin <変数名> = new <クラス名>(<引数>);
<変数名>.displayInfo();

このようにして型を共通化できるようにすることで複数のインスタンスを1つのまとまりとして扱うことができる。例として以下のようなfor文でのメソッド実行はポリモーフィズムの最も簡単な活用例である。

public class Main {
    public static void main(String[] args) {
        // 商品情報を配列に登録。
        Shohin[] shohin = { new Drink("お茶", 100, 500), new Drink("コーヒー", 200, 300), new Computer("ノートパソコン", 50000, "Ubuntu"), new Computer("デスクトップパソコン", 10000, "Windows") };
        for(Shohin s : shohin) {
            s.displayInfo(); // 商品情報一覧が表示される。
        }
    }
}

まとめ & 参考文献

今回はオブジェクト指向について簡単に扱った。プログラミングを行う上で重要な概念なので、さらに理解を深めたい方には以下の書籍をオススメする。

スッキリわかるJava入門 第3版

改訂3版Javaポケットリファレンス (POCKET REFERENCE)

また、ブラウザ上で簡単にJavaを実行できるpaiza.ioもオススメしたい。

 

米国関連ニュース10選 🇺🇸

[WSJ] ヘイリー元国連大使、米大統領選に出馬表明【社説】ニッキー・ヘイリー氏の米大統領選出馬

> ヘイリー氏は元サウスカロライナ州知事であり、2017-2018年に国連大使を務めた。社説では同氏の経歴やカリスマ性について評価されているが、課題としては内政面の方向性が明確になっていないことと確実な支持層がいないことが指摘されている。共和党内や共和党支持者の間のコンセンサスを主張するだけでは有権者にとって十分ではないようだ。

[WSJ] バイデン氏再選出馬、民主党有権者はまだ懐疑的バイデン氏、政権経済チーム再編 選挙戦に備えバイデン氏の再選出馬、ジル夫人は「大賛成」

> 民主党全国委員会ではバイデン氏の再選を「全面的かつ完全に支持する」と表明する決議を採択され、バイデン氏も選挙戦の準備も進めている。しかし民主党支持者の62%は同氏の再選を望んでいないという。同氏の年齢と能力が特に懸念点として挙がっている。いずれにせよ、3月か4月に出馬表明が行われる見通しとのこと。

[WSJ] 【社説】偵察気球問題、軽視するバイデン大統領

> 中国の偵察用気球が何を偵察していたのかが未だ明確になっていない理由が問われている。

バイデン氏は、ほとんど中身のない説明をすると、質問さえ受け付けず、10分もしないうちに退場した。

[WSJ] 中国、台湾侵攻能力に疑念募らせている可能性=CIA長官

> 米情報機関や国防関係者は中国が2027年までに台湾侵攻の準備を整えようとしていると見ているが、一方でウクライナ侵攻におけるロシアの苦戦を念頭に、習氏が中国軍の能力について疑念を持っている可能性も指摘されている。

独裁体制ではトップに正確な情報ではなく忖度情報が上がりがちであることは周知の事実である。そして政府の失敗が分からなくなるので修正もできず、国家の内部からの崩壊・弱体化が始まる。今のロシアでも起きていることである。

課題はあれど民主主義や自由主義は、全体主義や独裁体制よりも幾分もマシであると思わされる。人間が運営する以上、政治に救世主や特効薬は存在しないのだ。

[WSJ] 米CHIPS法、国防総省の先端半導体確保に寄与=商務長官

> レモンド州務長官によると米国は先端半導体の90%以上を台湾から購入しているという。そしてそこで主要な役割を果たしている企業の1つがTSMCだろう。しかしこの現状は安全保障上の脆弱性であるため、半導体の国内製造を支援する「CHIPS法」が成立した。国防総省による先端半導体の確保にも寄与するという。

[WSJ]【社説】ウクライナで米国がとるべき選択【社説】米戦車はウクライナに届かない恐れも

> ロシアの脅威や中国の冒険主義が強まり、米国が弱体化するという結果を招かないためにも、リスクはあれどウクライナ支援には価値があるという内容である。世界を専制主義者や膨張主義者たちの楽園にしてはならない。そして社説では支援に関するバイデン政権の言行不一致について苦言を呈している。

[WSJ] バイデン米大統領がウクライナ電撃訪問、侵攻1年を前に【社説】ウクライナ巡る米の「レッドライン」

> バイデン氏の功績を紹介しつつも、中国の対ロシア軍事支援の懸念の方が重大ニュースであるとしている。リンダ国連大使はそれは「レッドライン」であるとしているが、オバマ政権下でレッドラインの意味が弱められてしまった現在、バイデン政権は真剣にレッドラインの運用について考えているのか疑問視されている。

ちなみにバイデン氏のウクライナ電撃訪問で同行を許可されたメディア関係者は2人だけで、1人はAP通信のカメラマンであるEvan Vucci氏、もう1人は1つ目のリンク先記事を書いたWSJのSabrina Siddiqui氏である。(AFPBB)

[WSJ] 新型コロナの起源、研究所から流出の可能性高い=米エネルギー省米政府、新型コロナ起源で「コンセンサスなし」【社説】コロナ流出「コンセンサスなし」は逃げ

> FBIと米エネルギー省は何らかの事故でウイルスが中国の研究所から流出した可能性があるとしており、また米国家情報会議(NIC)や他の4つの連邦政府機関は動物からの自然発生説について一応支持はしつつも確度は低いと評価している。CIAともう1つの機関は判断を決めかねているようだ。

NSC(米国家安全保障会議)のカービー戦略広報調整官は「新型コロナの明確な起源に関し、米政府内・情報機関には現時点でコンセンサスがない」としているが、WSJ社説は「だからどうした」状態である。そして米政権に対してウイルスの起源についてブラックボックスにしてはならないと主張している。

なお、社説によればエネルギー省は複数の研究所を所有しているが、その一部は生物学的な研究を行っているため、同省の判断や判断材料は他の情報機関等と比べて特に注目に値するとされる。

[WSJ]「SNS保護法」巡るグーグル訴訟の行方は

> この訴訟については1月の記事でも扱ったが、テロリストがYouTubeにアップロードした動画が同社のアルゴリズムによってレコメンドされてしまった可能性がある件をめぐるものである。

今回問題の中心となっている米通信品位法の第230条は、インターネットプラットフォーマーに対して、原則としてほとんどすべての第三者コンテンツに対する法的免責が与えている。また、プラットフォーマーが第三者コンテンツについて好ましくないと判断して独自にブロックしたことを理由に提訴されることも防ぐ条項でもある。今回の争点はレコメンドやキュレーション、フィルタリングのアルゴリズムがこの230条の対象内か対象外かということである。

この230条は、民主党からは有害情報(一般的視点のものと単なる民主党視点のものを両方を含むと思われる)の放置という観点から批判され、共和党からはリベラル寄りのハイテク企業が保守的な見解を遮断できるようになったとして批判されている。そのため今回の訴訟に乗じて230条の内容の見直しを試みようとする動きが活発化している。

しかし、これに反対するのがGoogle・Meta(Facebook)・業界寄りの多くの保守系グループ・米自由人権協会・進歩的政策研究所などである。

彼らは、今回の判決次第では230条が弱体化してプラットフォーマーは過剰な検閲を余儀なくされると懸念している。また、責任回避のために敢えてレコメンドやキュレーション、フィルタリングを一切行わない「無法地帯サイト」が続出するということも懸念している。(日経BP)

さらにRedditやWikipediaなどのコミュニティ・モデレーションに依存しているプラットフォームの場合、ユーザーがコンテンツに関して何らかの決定をするたびに法的リスクを負うことになるのではないかという重大な懸念も挙がっている。(MIT Technology Review)

本訴訟についての司法判断は7月になされる見込み。

個人的にはプラットフォーマーやそれらを支持する保守系グループの主張を支持したい。実際の条文を読んでもこれを弱体化したり廃止するのは得策ではないと考える。言論空間がより過剰に検閲されるか、無法地帯化する未来しか見えてこない。

通信品位法230条 (日本語訳)    通信品位法230条 (原文)

また、以下の保守系National Review誌の記事もご一読いただきたい。230条弱体化・廃止論者の保守派の取り組みは特大ブーメランになりうる。当然、保守系の言論プラットフォームにも直接影響することになる。

There’s Nothing Wrong with Section 230

Tech Policy Experts: Conservative Efforts to Narrow Section 230 Will Backfire

The moderation decisions that are made by Twitter and Facebook and National Review and Johnny’s Bar and Emily’s Cat Blog may, indeed, be stupid. But they are those sites’ bad decisions, not the U.S. government’s.

Twitter、Facebook、 National Review、Johnny’s Bar、Emily’s Cat Blogによるモデレーションの決定は、実際、ばかげているかもしれない。しかし、それらはサイトによる悪い決定であり、米国政府の決定ではない。

[WSJ] 米国の気球はどう使われているか

> 昨今の中国の偵察気球問題を受け、米国の気球の運用用途についても取り上げられている。軍事・科学・商業などにおける利用分野が多く存在するという。

現在は航空機が飛ぶ商業地域と宇宙空間の間の「近宇宙」が新たな開発競争の対象領域となっており、「成層圏経済」という言葉も登場しているようだ。

 

イスラエル関連ニュース10選 🇮🇱

[Behold Israel] ニュースレター 2023年2月16日配信

> ロシア国内外の情勢、パレスチナによるテロ行為、米オハイオ列車脱線事故、中国の核兵器増などについて説明されている。

[Behold Israel] ニュースレター 2023年2月23日配信

> 中東での地震、イスラエル司法改革法案、イランをめぐる情勢、プーチンの偽善的な議会スピーチ、ウクライナをめぐる米国の動き、日米合同演習などについて説明されている。

[オリーブ山通信] 司法制度改革法案2項:賛成63・反対47で1回目可決 2023.2.21司法制度改革案3項目目国会審議:賛成62・反対51で1回目通過 2023.2.23

> イスラエルでは司法司法制度改革法案の採択が開始されている。イスラエルでは、法案が法律として成立するには国会での採択で3回可決される必要があり、その1回目が可決した。

可決された法案の内容は次のとおりである。(詳しくはリンク先参照)

最高裁の裁判官を決める制度の変更。これにより、裁判官選任において実質的に政権側の意向が常に通る形になる。

政府が出してくる法案を最高裁が基本法に反するとして却下するためには、裁判官15人全員の完全一致が必要となる。また仮に却下できたとしても、政府は再審議して賛成が国会過半数であれば、その法律を履行することが可能となる。実質的に司法は政府の動きを監視するものではなくなる。

閣僚の任命に対する最高裁の監督権限を排除する。これにより、最高裁によって1月に解任に至ったデリ前内務相、保健相の復帰が可能になる。

[オリーブ山通信]8週目反政府デモ最大30万人参加:政府は司法改革減速せず 2023.2.27シェケル2%下落(司法制度改革2項目可決後):観光業の回復には拍車になるか? 2023.2.23

> 司法改革の影響は様々なところで広がっている。イスラエルでの民主主義の弱体化を懸念して大規模なデモが頻繁に開かれている。また、西岸地区併合に向けた動きをめぐる懸念も合わさり、イスラエルの通貨であるシェケルの価値がひと月で対ドル10%下落した。一方でシェケル安は観光業の回復には良い影響をもたらすかもしれないという指摘もある。

以前にも指摘したとおり、政権側の司法改革の意図としては、イスラエルに対する相次ぐテロ事件に対抗して強固な防衛体制を早急に確立するために、様々な決定を最高裁に却下されずに迅速に実施できる土壌を作りたいという思惑があると見られる。しかし一方で同国での民主主義のあり方を左右する議題でもあるため、議論が拙速すぎるという懸念の声が多く挙がっている。

[Times of Israel] US Jews on alert as white supremacists plan antisemitic ‘day of hate’ Saturday & Planned antisemitic ‘day of hate’ instead becomes day of unity, defiance for US Jews

> 米国では2/25に白人至上主義者とネオナチグループが反ユダヤ主義集会を計画していた。これを受け、ニューヨーク市警は礼拝所の警備を強化し、ニューヨーク市民に疑わしい活動を報告するよう促した。結局、当日はこの件に関係する事件の報告はなかったということだが、当局はユダヤ人への連帯の声明を発表し、団結のデモがワシントンDC などで開催されたという。また、ユダヤ人コミュニティは通常通り安息日活動を行うことで脅威に逆らった。

近年米国では反ユダヤ主義の憎悪犯罪が増加傾向にある。私たちは悲劇の歴史を繰り返さないためにもミスリーディングな言説やユダヤ陰謀説に十分警戒しなければならない。(なぜ世界中に反ユダヤ主義が広まっているの?- GotQuestions.org)

[Times of Israel] CIA chief: Iran could enrich uranium to weapons-grade within weeks if it chooses

> イランは先日ウラン濃縮度を84%に引き上げたと報じられた。CIAの長官によれば、イランは、選択次第では数週間以内にウラン濃縮度を核兵器級(90%)にする可能性があると報告した。なお、イランでは2040年までにイスラエルを破壊するという法案も提出されている。(i24NEWS)

これが、イスラエルが早急に防衛体制を強化しなければならない理由である。

[Times of Israel] US defense chief urges Gallant to de-escalate tensions in West Bank

> イスラエルは国内でのパレスチナによるテロを防ぐために、ヨルダン川西岸地区に踏み込んで捜査や逮捕、防衛措置を講じなければならないという状況に追い込まれている。

イスラエルは先日テロ組織であるライオンズ・デンのメンバーを標的に軍事襲撃を行い、パレスチナ人11人が死亡し、数十人が負傷した。死亡したパレスチナ人のうち、少なくとも7人はテロ要員であったことは判明している。

米国防長官であるオースティン氏はパレスチナ人との西岸地区の緊張を緩和するように、イスラエルのギャラント国防相に促した。両者は地域安定化のための共同の取り組みについて話し合ったが、イスラエル側は市民を守る権利を強調し、イランの核を防ぐための作戦を増やすように米国に促したという。

オースティン氏は3月にイスラエルを訪問する予定である。

[Times of Israel] Ukrainian Jews recount stories of survival, endurance, escape after year of warJewish volunteers reflect on a year of helping Ukrainians at war

> これらはウクライナからイスラエルに逃れたユダヤ系難民についてと、ユダヤ系難民の支援活動を行ったコミュニティについての特集記事である。お時間があればぜひ。

聖書関連記事 ~リバイバルとゴスペル~

[No.1] [GotQuestions.org] How can I recognize a true revival according to the Bible? – Podcast Episode 144

> こちらは米ケンタッキー州にあるキリスト教主義のアズベリー大学での”リバイバル”についてディスカッションされている、GotQuestionsのPodcastである。

“リバイバル”は2/8の定例礼拝の後、少数の学生が礼拝堂に残ったことで始まった。学生たちは音楽を演奏し一緒に祈ることにしたが、夜が更けて翌朝になっても歌い、祈る人々がいたことからソーシャルメディア上で火がつき始め、それがさらに大きな出来事となったのだという。いくつかの米著名メディアでもこの”リバイバル”について取りあげられている。

もっとも、今回のことが聖書的にリバイバルと呼べるかは議論の余地があり、実際に様々な媒体で議論がなされている。もちろん礼拝と賛美を行うことは素晴らしいことである。

このPodcastはリバイバルとは何かについて、聖書的な視座を与えてくれるものになっている。ここでは、いくつかPodcastでの重要な論点について抜粋・要約してまとめたい。ちなみにこのPodcastにはアズベリーの”リバイバル”に対する批判の要素は全くない。

聖書に書かれているリバイバルの核心は、人々が悔い改めて神のもとに立ち返るということです。必ずしも感情的な経験が必要なのではなく、悔い改めがリバイバルの重要な部分なのです。

長く続いている礼拝はポジティブなことです。しかしそれは必ずしも悔い改めを意味するものではありません。真のリバイバルに求められる実とは、人々が罪、悪、利己主義、暴力、その他すべてのものから離れ、神とキリストに目を向ける動きが広がっていることです。

本当にこれが神によるリバイバルであったかどうかを最終的に見分けて評価する唯一の方法は、アズベリーに関わる人々の中に聖霊が長期的に生み出す効果を見ることです。本当に神の望むことであるなら、私たちは永続的な変化を見ることになるでしょう。そして、時間が経つにつれて、これが何であったのか、あるいは何であるのか、より詳細が明らかになっていくでしょう。聖書に書かれていることと一致するリバイバルであれば、長期的に人生を変える結果になるのです。

今回のリバイバルや運動の結果が、人々が礼拝に集まることに興味を持ち、熱心になることだとしたら、それは悪いことではありませんが、ただ礼拝の歌を歌うことは真のリバイバルではありません。人々が実際に真理に導かれない限り、意味のあるリバイバルとは言えません。

私(GotQuestionsのPodcaster)が本当に求めているものは、変化です。私が求めているのは、福音を伝えるということです。神に立ち返ることです。

もしアズベリーで行われている礼拝、悔い改め、告白があなたも必要で欲しいのであれば、それはどこでもできます。神は遍在しておられます。聖霊はあなたとともにおられます。あなたがキリストを信じる者であるなら、彼はあなたの中にいるのです。あなたはどこかへ遠出してそれらを経験しに行く必要はないのです。

 

[No.2] [GotQuestions.org] What is Christian revival? (リバイバルとは何ですか?)

> ここではリバイバルの核心と福音について聖書から見ていきたい。

聖書にはreviveという言葉が複数回登場し、神によって人々が生かされる・回復される・生き返らされるという意味でおもに使われている。(士師記15:19, 詩篇80:18・85:6, イザヤ57:15, ホセア6:2)

先ほどのPodcastでもリバイバルとは「人々が悔い改めて神のもとに立ち返ること」と話されており、このリンク先記事でもリバイバルとはクリスチャンライフにおける休眠状態または停滞状態からの(聖書的意味での)霊的な目覚めのことであり、神に立ち返ることや罪の自覚、悔い改めや義の成長への切望が伴うと書かれている。

ここで重要なのは福音(=ゴスペル)が人々に伝えられるということである。

福音とは何かについて、特に聖書メッセージの要約とされる箇所である「ヨハネの福音書3章16節」から見ていきたい。

神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに世を愛された。それは御子を信じる者が、一人として滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。[新約聖書 ヨハネの福音書 3:16]

御子イエス・キリストによって永遠のいのちが人類にもたらされた。これが聖書によるグッドニュースである。もちろん読者のあなたも永遠のいのちを受け取る権利を持つ。このことについて順番に詳しく見ていこう。

まず、「神」とは誰なのだろうか。人間は歴史上世界中で様々な想像上の神を、ある時には物語として、そしてある時には石や金属によって作ってきた。当然想像上の存在なので実際に現実に存在するわけではない。

しかし聖書の神はこの世界、すなわち時間・空間<宇宙>・物質<地球>・物理法則・生命・そして私たち人間を創られた(創世記1章・エレミヤ33:25)、実在する方である。

これには客観的な証拠も存在する。一部を紹介すると、例えば神の言葉である聖書には、約3500年前に書かれた箇所に当時の人々が知り得なかった地球の内部構造についてや、宇宙空間に浮かぶ地球、地軸の傾きについてなど、現代の科学と一致した説明がある。さらに以前取り扱ったように、将来どのような国々が登場し、どのような国際情勢になっていくのかということについても語られており、実際に現在その通りの(あるいはその通りの語源の)国名の国が登場し、またその通りの国家間関係になっている。歴史は人間が自由意志で造り上げているにも関わらず、である。

さて、先ほどの聖書箇所を読むと神はひとり子をこの世に送られたと記されている。このひとり子が、人間となって地上に来られた神であるイエス・キリストであり、神の御子、子なる神とも呼ばれる。神は父・子・聖霊の三位一体だからである。また、この箇所は新約聖書であるが、旧約聖書においても実に約350箇所にキリストに関する預言があり、生誕地について、行い、奇跡、教え、十字架刑、復活などについて前もって書かれている。そしてこの通りの人生をキリストは実際に歩まれた。

そしてなぜキリストが送られたのかという理由について、「御子を信じる者が、一人として滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。」と書かれている。このグッドニュースの裏を返すと、元来人間は「滅びるものであり、死ぬものである」というバッドニュースを教えている箇所でもある。このことは既に誰もが知っていることだろう。では、このバッドニュースの本質は何か、そしてなぜ私たち人間にグッドニュースがもたらされ、バッドニュースに対して勝利したのかについて見ていこう。

まず死について聖書では第一の死と第二の死があると教えている。第一の死は肉体の死であり、肉体とたましいの分離のことである。一方でその後の第二の死(黙示録20:14, 21:8)とは霊的な死のことであり、これは神と永遠に離別して、燃える火の池に至るということである。

この世界で死が存在する理由について、聖書ではこのように語られている。

罪の報酬は死です。しかし神の賜物は、私たちの主キリスト・イエスにある永遠のいのちです。[新約聖書 ローマ人への手紙 6:23]

聖書で語られている罪とは、いわゆる法律違反のことだけではない。罪のリストの例として次のように書かれている。

肉のわざは明らかです。すなわち、淫らな行い、汚れ、好色、偶像礼拝、魔術、敵意、争い、そねみ、憤り、党派心、分裂、分派、ねたみ、泥酔、遊興、そういった類のものです。以前にも言ったように、今もあなたがたにあらかじめ言っておきます。このようなことをしている者たちは神の国を相続できません。[新約聖書 ガラテヤ人への手紙 5:19-21]

そしてこれは決して外面的な行為のことだけを問われているのではなく、内面的な思いや動機についても問われている。

イエスはまた言われた。「人から出て来るもの、それが人を汚すのです。内側から、すなわち人の心の中から、悪い考えが出て来ます。淫らな行い、盗み、殺人、姦淫、貪欲、悪行、欺き、好色、ねたみ、ののしり、高慢、愚かさで、これらの悪は、みな内側から出て来て、人を汚すのです。」[新約聖書 マルコの福音書 7:20-23]

さらに、例えば天国の基準から見た殺人罪に関する内面基準について、このように記されている。

昔の人々に対して、『殺してはならない。人を殺す者はさばきを受けなければならない』と言われていたのを、あなたがたは聞いています。しかし、わたしはあなたがたに言います。兄弟に対して怒る者は、だれでもさばきを受けなければなりません。兄弟に『ばか者』と言う者は最高法院でさばかれます。『愚か者』と言う者は火の燃えるゲヘナに投げ込まれます。[新約聖書 マタイの福音書 5:21-22]

人間はある時から自らの自由意志と選択によって神に反逆し、神を排除した生き方、つまり上記のような罪の生き方をするようになり、この罪の性質が代々受け継がれている。もちろん筆者にも読者にもである。

そしてこの罪のゆえに生命の作成者である神から離別することになった。これが死の本質である。

しかし、先ほどのローマ6:23の後半部分には「しかし神の賜物は、私たちの主キリスト・イエスにある永遠のいのちです。」と書かれている。ここからがグッドニュースの内容である。

人間自身には上記のような罪の性質を解決する能力は無い。いくら修行や善行などの努力によって道徳的になろうとしても、決して天国の基準には達することはできない。しかし、聖書の神は人間が罪の中にいる状態であること、死ぬ者であること、滅びる者であることを良しとされなかった。神は罪と死によって覆われている世界と人間を回復するために各時代に様々な形で恵みをもたらされたが、約2000年前にその完全な解決と恵みをもたらすために御子イエス・キリストを人間として地上に送られた。そして神であるキリストは、自身には一切の罪が無いのにも関わらず、十字架上で自ら全人類の罪の身代わりとなり、そして全人類の罪を帳消しにするために十字架上での死を経験され、その後、罪と死からの勝利を人類に示すために復活された。

キリストは自ら十字架の上で、私たちの罪をその身に負われた。それは、私たちが罪を離れ、義のために生きるため。その打ち傷のゆえに、あなたがたは癒やされた。[新約聖書 ペテロの手紙 第一 2:24]

このように、自らの行いによってではなく、「神であるキリストが人間となって来られ、私たちの罪を贖うために十字架上で死なれたこと、そして墓に葬られたが、その後3日目に復活されたこと」を信じ受け入れ、そのことを神に告白する(祈る)ことで、人は誰でも完全な罪の赦しと天国の国籍、永遠のいのちを持つ者(Christian)となる。肉体を持つ以上第一の死は皆経験するが、クリスチャンには第二の死に対する勝利と復活の約束が与えられいる。このシンプルな真理が福音(=ゴスペル)と呼ばれる聖書の中心的メッセージである。そしてクリスチャンには聖霊が送られ、新しい人生を歩むための力を与えられる。

しかし、御霊の実は、愛、喜び、平安、寛容、親切、善意、誠実、柔和、自制です。このようなものに反対する律法はありません。[新約聖書 ガラテヤ人への手紙 5:22-23]

ぜひ、誰にでも無条件で配布されている福音を受け取り、永遠のいのちを持った、新しい祝福の人生を歩んでいただきたいと願っております。

福音(=ゴスペル)についてより詳しく見る – GotQuestions.org

 

今週のお気に入り動画。

1つ目は海外版SASUKEがマリオ64風に編集されている作品。

2つ目はChromebookのCM。基本的にWindowsやMacのパロディー動画だけど、「アップデートしますか?」のところが心当たりありすぎる笑笑

一方でこちらはAppleのiPhone 4SのCM。曲はKeith Kenniff氏が作曲の有名なGoldengrove。この頃のCMはシンプルさと上品さと哲学を感じるので好き。

最後はルアワーシップの1stアルバム「主の約束」のクロスフェード映像。全部良い曲なのでオススメです♪

それではまた次回。ありがとうございました (^▽^)o